三船選手×ニセコクラシック #3【レース時、キーワードとなる2つのこと】

皆さんゴールデンウィークは走り込まれたでしょうか?

私は例年ゴールデンウィークは走り込めないことが多いですが、今年もやはり無理でした。

今年は向山グラベルクリテリウムという大会を主催、その準備でゴールデンウィーク前半は動けず、大会後は体調を崩して寝ていて・・・

その代り普段の通勤ライドで往復60kmほど乗れる日が週に3回以上あるので、他の人たちより恵まれている。そうポジティブに考えています。

そうは言うものの、この時期に強度を上げた状態での体調を確認できなかったのは辛いですね。

 

ニセコクラシックまで2か月。ここからの1ヶ月は、可能であれば少し強度を上げる、強度を同じでも時間を延ばすことをやってみてください。

短い、負荷の高いインタバールも必要になるときはあると思います。しかしまずは、スタートからの登りなどで

・ある程度の時間を中強度~高強度で我慢できる体力

・オールアウトまでいかないにしても、ある程度の強度が続いた後に、走りながら回復へと導けるフィットネスレベル

 

この2点がレースの時にはキーワードとなるでしょう。

ゴールで負けた!というのも悔しいですが、まずはゴールへと持ち込める体力を確保してください。もしゴールにもつれ込むことができたら・・・自分に自信をもって、全力で踏み切ってください!自分を信じて。

 

現役の頃ゴールスプリントは得意な方でした。

しかし毎回仕掛け処、スプリントに入るタイミングで躊躇しすぎ、思った結果を導き出すことができずにいました。

そんな時チームメートが

「相手の後ろに回って、相手の仕掛けるのを待つんじゃない。自分から自信をもって仕掛けるんだ!自分を信じろ!」喝を入れられました。

そしてその後のレース、ラスト1kmほどからやや登り基調な上に向かい風がきつい場所での集団でのスプリントに。みんなが仕掛け処を遅らせたいために、にらみ合いでのスプリント。

そしてラスト500m。さすがに先行するには早過ぎる距離でしたが、ためらうことなく全力でスプリントへ。

自分の持ち味は、低速から高速へ重いギヤで一気に加速できること。このダッシュ力を信じられず、活かすことができなかったのですが、それを見ていたチームメートから武器にできることをアドバイスされたのです。

勢いよく集団から飛び出し、3位争いの集団でしたが頭はいただいた!!と思ったのですが、さすがにラスト50mで脚がピタッと止まり大失速。結果は7位でした。

すごく悔しくて、抜かれた瞬間にハンドルを叩いて・・・もし叩かなかったらきっと5位ぐらいには粘っただろうに(笑)しかしチームメートには「それでいいんだ。踏んだ瞬間に誰もマサの後ろにすぐつけなかった。そのスピードを信じて走れば必ず勝てる」と励まされました。

そして2004年「ツアー・オブ・サウスチャイナシー第2ステージ」

自分から仕掛けて爆風区間で先頭を引き続け10人の逃げ切りが決定。総合では一気にリーダーとなれる位置に。

ラスト500mの向かい風でのゴールスプリント、ラスト150mで2位以降にまくられ・・・しかし逃げている最中まったく牽けない、力がないと言っていた選手が抜いてきたのです。

見た瞬間に異常なほどアドレナリンが出て、なんとまくられた後にまくり返しました。

ゴール写真を見ると、他の選手の「なんで??」という信じられないという表情が自分のツボです。区間賞、そして総合リーダーをこのあと4日間、ポイント賞リーダーを3日間守りました。

練習することで強くもなるし自信がついて強くなる。

皆さん、あと2か月を有効に使ってください!